2026.06.15
採用・育成責任者の一言②
ALL DIFFERENTで採用と育成の責任者を務めている根本が
業務を行う中で感じたこと、LI総研の調査結果に対する所感などを
に投稿しています。
本コラムでも一部を抜粋し、ご紹介させていただきます。
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昨日は毎日新聞、本日は日経新聞にコメントを取り上げていただきました!
どちらも「新入社員とAI」というテーマです。
https://lnkd.in/gJJsddnY
https://lnkd.in/gF2Sri6e
「AIネイティブ」と聞いて、どんな人材をイメージされるでしょうか。
私は、AIネイティブとは「AIを使い慣れている人」ではなく「AIの特性と限界を理解した上で、業務課題に応じてAIを評価・活用し、成果を創出できる人材」だと考えています。
この定義に照らすと、2026年度の新入社員はどうか・・・?
ALL DIFFERENT(ラーニングイノベーション総合研究所)の調査では、86%が日常的に生成AIを使用し、9割以上が「仕事でもAI活用は必要」と回答しています。
慣れという意味では、間違いなくAIと共にある世代です。
しかし、こんなデータもあります。
生成AIへの不安として「情報の正確性」を挙げた割合は73%。
ところが実際に「情報の正確性を確認した」と答えたのは47%。
約26ポイントの乖離があり、「わかってはいるが、やれていない」という状態です。
(ゆえに、まだネイティブではなく予備群なのでは、という考えです)
さらに踏み込むと、予備群の決定的な特徴は、AIの出力を「判断対象」ではなく「正解候補」として扱ってしまうことです。
「AIがそう言っているので」
「一応確認したつもりです」
「どこまで疑えばいいかわからない」 など・・・
AIを考える相棒としてではなく、つい妄信してしまう存在として無意識に扱っている。
ゆえに、まだ「AIネイティブ予備群」なのではないかと考えています。
(もちろん人によりなので、上記を考慮しバッチリ使いこなしている方も大勢いますが、傾向としてはまだ予備群の域を出ないのではないかというニュアンスです)
では、企業はどう向き合えばいいか。
「AIを使えるようにする研修」だけでは不十分です。これからの新人研修に求められるのは「予備群から真のAIネイティブへ」という成長を促す設計です。
具体的には3つあると考えています。
①AIを使う「前」に自分の仮説を持たせる。
②使った「後」に出力の根拠と自分の判断を分けて説明させる。
③上司・先輩が「あなたはどう考えるのか」を問い続けるフィードバックの文化をつくる。
AIは、PCやスマートフォンと違い、思考そのものに介入するツールです。
だからこそ、「使える」だけでなく、「使っても考え続けられる」「自ら動き続けられる」「人と共に価値を生み出し続けられる」人材を育てることが、企業にとってこれからの最重要課題だと私は考えています。
AIが進化するほど、自ら考え、動き、共創する力の希少性は高まっていくはずです。 👉 https://lnkd.in/g6xhrpDs
